みなさんは和太鼓を正しく保管できていますか?
和太鼓で活動されている多くの方の中で、和太鼓の保管方法に不安を覚えている方は、結構いるのではないでしょうか?
今回は、和太鼓の正しく保管し常に良い状態を維持できるような方法をまとめてご紹介します。
長胴太鼓の保管方法
長胴太鼓に限らず、和太鼓の保管において「革」を大切にすることが1番重要です。
和太鼓に使われているのは牛の皮をなめし加工したものなので、湿気や水気の影響をとても受けやすくなっています。
長胴太鼓の保管方法は革を張っている面部分を湿気や水気にさらされないような場所に保管するのが効果的です。
和太鼓は非常に丈夫な楽器であるため、多少の傷等があってもさほど問題は少ないですが、
傷がつかないようにケースなどにしまっておくことが望ましいです。
しかし、ケースにしまってしまうと湿気が溜まりやすくなってしまうので、長期間使わずに保管する場合は、乾燥剤などと一緒にケースにしまうのも効果的です。
長胴太鼓の保管
- 湿気や水気は避けましょう。
- 傷からの保護のためにケースに入れましょう。
- 長期間使わずにケースに入れる場合は乾燥剤を入れましょう
桶太鼓の保管方法
桶太鼓の保管は、非常にシンプルです。
長胴太鼓と同じく、「革」を保護するのが大切にし、湿気や水気に対しても同様に注意しましょう。
桶太鼓の皮は他の太鼓と比べて薄く作られているので、
使用時に締めて、使わない時には緩めておく
これが基本になります。
緩める際も中途半端に緩めてしまうと、カタつきが起きてしまうので注意してください。
桶太鼓の保管
- 湿気や水気は避けましょう。
- 傷からの保護のためにケースに入れましょう。
- 長期間使わずにケースに入れる場合は乾燥剤を入れましょう
- 保管の際は紐を緩めましょう。
締太鼓の保管方法
締太鼓の保管にはとても注意する必要があります。
締太鼓の保管を注意する理由
- 他の和太鼓に比べて厚めの皮を使用している
- 締める際も非常に強い力で締めている。
以上の理由があるので、他の太鼓とは少し保管方法を変える必要があります。
具体的には、締太鼓を保管する際は、使用頻度によってどの程度緩めるべきかを変えて保管します。
毎日太鼓の練習している方々は、ほとんど緩めなくても問題はありません。
使用してくごとに革がのびていくので、緩んできたら再度締め直す程度に保管しておきます。
月に数回程度での使用の場合は、少し緩める程度に留めておきましょう。こちらも定期的には使用しているので、
横締めを緩めた時に均等の強さになるように緩めておきましょう。
ボルトの場合は全体的に少し緩める程度にしておきましょう。
締太鼓を長期間使用しない場合は、しっかりと緩めておくことが必要となります。
締太鼓の保管
- 湿気や水気は避けましょう。
- 傷からの保護のためにケースに入れましょう。
- 長期間使わずにケースに入れる場合は乾燥剤を入れましょう
- 使用頻度が高い場合は紐を緩めすぎずに保管しましょう。
- 長期間使用しない場合は、紐を緩めて保管しましょう。
まとめ
和太鼓は、自然のもので作られている楽器なのでその取り扱いにも注意が必要です。
特に、湿気・水気には充分に注意しましょう。
また、太鼓に使われる胴や革が年々少なくなってきているので、ケース等に入れて
大切に保管しましょう。
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