こんにちは。HIROです。今回は、前回に続いて「和太鼓のプロ」になるためにはどんなことが必要なのかをまとめました。
前回の記事では、和太鼓のプロとはどんなものかを説明しました。
まだ読んでいない方は、こちらから読むことをお勧めします。

和太鼓のプロに必要なこと①〜高い演奏技術〜
前回の記事で紹介した、和太鼓のプロになる為に当然のことながら必要な技術です。
和太鼓を作ったり、売ったりするプロを目指す方は知識的な面で必要になります。
高い演奏技術と言葉で言うのはとても簡単ですが、実際に身につけるには質が高く、豊富な練習が必要となります。
現在のプロ奏者の方の多くは幼少期に初めて、長い経験があるか
和太鼓部が有名な高校に入り、3年間毎日質の高い、厳しい練習に取り組んできたか
この2ついずれかの道を歩んで和太鼓のプロになっている方がほとんどです。
現在、和太鼓のコンテストが開催されていたり、大きな和太鼓のイベントに出演している方の
技術はとても高いものでプロと遜色がない方も多くいます。
和太鼓のプロとして活動する際には、最低限必要なものになるので身につける必要があります。

具体的には、和太鼓の多種多様な打ち方の習得、早いリズムや細かいリズムを正確に打つことができる
リズム感、曲の表現を理解し、表情や打ち姿で周りを魅了することが出来る身体表現
これらが必要になります。
プロとして活躍し始めることができた場合でも、常日頃から努力の積み重ねで
着実に成長し続ける事が必要となります。
和太鼓のプロに必要なこと②〜豊富な知識〜
ただ和太鼓の演奏技術が上手いだけでは、「プロ」とは言えません。
演奏のプロといえど、和太鼓に関する豊富な知識が必要です。
例えば、和太鼓の音の広がり方や使われる木材のことやその育ち方
自身の演奏技術を支える身体の動かし方や、舞台表現や演出など
様々な知識が必要となります。

和太鼓を販売したり、作るプロになりたい方や、和太鼓を教えるプロになりたい方は
様々な角度からの知識やより深い知識が必要になります。
現在、和太鼓の知識を得るための教科書のようなものが存在しないので、
和太鼓について書かれた本や、実際の現場に足を運んだりして
少しづつ身につける必要があります。
和太鼓のプロに必要なこと③〜たくさんの繋がり〜
和太鼓のプロに必要なことの最後は、たくさんの繋がりです。
どんな業界でも必要なことではありますが、和太鼓の業界では多くの人との繋がりが大切なものとなってきます。
演奏のプロを目指す方は、他のプロと繋がることで舞い込んできた仕事がたくさんあります。
イベント限定のユニットへの参加や、国内外での演奏を数名のプロを携えて行うこともあります。

和太鼓を教えるプロの方は、実際に教わる多くの方々との繋がりや、
指導者仲間と繋がることで、より多くの情報を得る事が出来て、自分自身の指導に生かすことができます。
和太鼓の販売や作るプロは、実際に購入する人との繋がりや、様々な業者との繋がりがあることで
新しいビジネスや商品のヒントやアイデアが生まれます。
まとめ
和太鼓の業界は、他の業種や業界と比べても特殊な業界です。
昔からの伝統的な太鼓が根強く普及していることから、「和太鼓」と言う楽器は
多くの方に認知されている伝統楽器だと思います。
しかし、その道で生活していく環境としてはまだまだ不十分なところも多くあります。
多くの方が和太鼓というものに触れ、多くの方が支援して業界全体が盛り上がるといいですね。
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